他学部で既に入試選考が実施されていますが、グローバル・コミュニケーション学部は2023年12月2日(土)に小論文試験と口頭試問が行われます。
小論文試験は、
①高校で「小論文」といった授業科目が設定されておらず、
②また、「小論文」という高校教科書があるのでもなく、
③高校で「小論文の書き方」を教わった経験のない人も多い、
④そして、正答例を「なんとなく『眺める』」だけで、実力が自ずと向上するわけでもない
いわば「ないない尽くし」のなかで学習を進める対策が難しい科目です。
本番の試験で着実に高得点を取るには、
①論文とはそもそも何か
②論文のルール、作法、構造とはいかなるものか
③論理的思考力、表現力、読解力をどのように培うか
④図表読み取り問題で問われる《情報の取り出し》《解釈》《評価》
について理解したうえで、的確に対策と実践演習を進める必要があります。
合格者の声(2025年度大学入試)
志願者・受験者・合格者
20名の募集に対して、69名の受験者、合格者は38名で、倍率は1.8倍、およそ2倍という状況です。
アドミッションポリシー
例えば、中国語コースについてみてみましょう。
ポイントは次の3つです。
国際社会におけるイシュー・テーマが出題されると推測される
所属教員のイメージにも合致する。したがって、難問・奇問は避けられる
同志社大学の学風にそぐうものです
求められる能力
ポイントは次の3つです。
学問における批判とは、一般社会で広く認識されているそれとは異なります
これは他学部の小論文出題にも共通しています
新書や新聞の社説や評論を読解し、その意見主張や要旨を的確に把握し、それを端的に表現できること。
つまり、それらを読んで意味がわかる程度の背景知識は必需品といえます
面接時に中国語や外国語およびその学習能力や関心に関する質問が必ずなされると思います。中国の経済・政治・文化・社会・外交・国際関係・歴史・言語・民族などに関する基本的な知識を事前に得ておく必要があります。その際に、なるべく確かな情報、具体的には例えば大学が初学者向けに講読を勧める新書や新聞記事に目を通しておくとよいでしょう。
また、最新の国際情勢をめぐるイシューが質問される可能性があります。例えばイスラエルとハマスによる紛争などについて、自身の言葉でコンパクトに説明できるようにしておきましょう。
難関中堅国公立・早慶小論文向け小論文対策の決定版
『小論文入門』PDF書籍
以下の『小論文入門』PDF書籍で具体的な対策問題について紹介しています。
現代社会を取り巻く諸課題、《グローバリゼーション》《文化》ほか重要テーマに関して学習を進めましょう。
これ1冊で本格的な小論文対策が学べる入門書。受講生・購読者から大きな反響
¥2,980円(税抜)¥3,278円(税込)
動画解説(※画像クリックで遷移)
具体的な対策問題
受講生の方には、出典から課題文の該当箇所を探し出し、課題文形式に整えた上で提供するなどの対応をしています。
また、過去問がWebで広く公開されておらず、どのような問題に取り組むことが小論文対策になるかわからないといった相談の声も寄せられます。
当塾では、アドミッションポリシーを分析し、過去問以外で事前に取り組むべき対策問題を選定して提示するほか、時事課題論文については新聞記事から作問して用意するケースもあります。
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