小論文試験は、
①高校で「小論文」といった授業科目が設定されておらず、
②また、「小論文」という高校教科書があるのでもなく、
③高校で「小論文の書き方」を教わった経験のない人も多い、
④そして、正答例を「なんとなく『眺める』」だけで、実力が自ずと向上するわけでもない
いわば「ないない尽くし」のなかで学習を進める対策が難しい科目です。
本番の試験で着実に高得点を取るには、
①論文とはそもそも何か
②論文のルール、作法、構造とはいかなるものか
③論理的思考力、表現力、読解力をどのように培うか
④図表読み取り問題で問われる《情報の取り出し》《解釈》《評価》
について理解したうえで、的確に対策と実践演習を進める必要があります。
合格者の声(2025年度大学入試)
受講生の声
ご無沙汰しております。
小論文の添削をして頂きましたI(イニシャル)です。
おかげさまで無事、早稲田大学法学部に合格いたしましたのでご報告をさせていただきます。
お力添えいただきありがとうございました。
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単発添削での対応
Iさんは、指定校推薦で早稲田大学法学部を受験するにあたり、事前に提出する入試課題文について【単発添削】の申込をされました。
印象と助言
2つの課題文のうち、1つを選んで論述するもので、原稿用紙5枚以上6枚以内、参考文献を記すよう指定されています。Iさんによる当方への提出答案は、一見して「よく書けている」という印象がありました。
ただし、他の受験生との競争が厳しいものであろうと想定し、より一層、論考としての水準を上げるよう添削を入れました。また、展開した論述の厚みを増すことを目的として、ある一冊の新書を読むよう助言しました。
推奨した書籍
この新書は、とりわけ法学部の推薦入試、一般入試で効用のある書籍です。いわゆる「ですます」調で書かれているため敷居が低く読み易い一方で、書かれている内容は第一級の公共哲学、社会哲学の論者の思想をコンパクトに紹介する良書です。
法学部の小論文対策
とりわけ法学部の小論文問題で頻出するテーマを網羅したこの新書は、志望校の出題傾向の分析をふまえたうえで、他大学や他学部の小論文対策としても非常に有効だと当校は捉えています。
この新書も参考文献に追加したうえで、リライトでさらに論考や文章の精度を上げることを通じて、「高校生の中でこのレベルで論じていれば大学教員から文句をつけようがないだろう」論述へと仕上げてもらいました。
Iさん、合格ほんとうにおめでとうございました‼
当校講師はあまり行ったことがないのですが(笑)、8号館?での大学講義を楽しんでもらえればと思います。
- 下記の【基本講座】で《いますぐに取り組めること》《取り組んでおくべきこと》をレクチャーし、二次試験までのスケジュールを組んだうえで、合格へ導きます。
- 受講申込順に共通テスト後のオンライン講義を行っていくため、早めの申込(受講枠確保)をお勧めします
講座・コース群 ※受講申込受付中
基本講座
国公立二次対策も
早慶専科講座
一般選抜・推薦選抜
早稲田スポ科
専科講座
学芸大
専科講座
単発添削
コース
具体的な対策問題
過去問以外に、どのような問題に取り組むことが小論文対策になるかわからないといった相談の声が寄せられることがあります。
当校では、アドミッションポリシーを分析し、過去問以外で事前に取り組むべき対策問題を選定して提示するほか、時事課題論文については新聞記事から作問して用意するケースもあります。
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