編入学試験で問われることとは?
先日、学習院女子大学国際文化交流学部国際コミュニケーション学科 編入学試験(3年次編入)に合格した旨の吉報が、受講生の方から寄せられました。
Cさん、誠におめでとうございます。
Cさんは、栄養学を学ぶために専門学校へ通う生徒でした。とても教育熱心な家庭に育ったようです。
編入学試験は、その学年に編入し、すぐさま大学講義についていくことができるかが(当然)問われます。つまり、例えば3年次に編入するということは、当該大学の2年生がそれまでに学修してきた学識や思考力、表現力を遜色なく備えているかについて大学は確認したいということです。
わかりやすくいえば、
①講義を受けてすぐにレポートを作成できそうか
②ゼミで文献講読などをおこなう際にレジメをまとめられそうか
③講義を理解をするための取り揃えておくべき知識が足らず、授業についていけないといった事態にならなそうか
を測定しています。
したがって、この学科のシラバスを確認したうえで、求められる知識、とりわけ時事的なニュースに関する知識を習得するよう指導しました。
学習院女子大学国際文化交流学部国際コミュニケーション学科の編入試験に特化した対策資料を作成
出題の意図
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
当校は、大学側が示す出題意図やアドミッション・ポリシーの意味するところを読み解き、具体的な対策を立案することに長けています。
※インタビュー冒頭部分(約9分)
※カフェでの取材だったため、周囲の音が入っていることを予め了解下さい
合格への道筋とは?
過去問は3年分、Webで公開されているため、入手に困ることはありません。そして、この過去問を分析し、出題も時事的な事象や現象を問うものであったため、編入試験のみならず大学入学後を見据えたレクチャーを進めました。
保護者の方から「まず合格することを優先してほしい」という要望がありましたので、当塾の指導は、時事課題論文を執筆することに慣れ、背景知識を取り揃えたうえで、どのような出題課題に対しても一定以上のアウトプット(答案)が書けるようにすることを主軸に据えました。
指導当初、小論文執筆に慣れていないということで、思わしい答案は提出されませんでした。Cさんの場合、ニュース報道の視聴や講読する習慣がなく、背景知識が不足していることが「書けない」原因でした。
NHKニュースの見方や新聞各紙の読み方を具体的に伝えることで、徐々に背景知識は揃っていった印象です。
3回目の提出答案から変化があらわれ、4、5回目の答案は水準が安定していました。
背景知識は、本番試験におけるいわば「装備品」です。装備に欠けても、論理的に論を構築し表現することの訓練が欠けても、合格はおぼつきません。
双方が重要であり、ポイントだと改めて感じさせる生徒でした。
改めて合格おめでとうございました。
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