立命館大学の国語《全学統一方式》を詳細解説
小論文試験は、
①高校で「小論文」といった授業科目が設定されておらず、
②また、「小論文」という高校教科書があるのでもなく、
③高校で「小論文の書き方」を教わった経験のない人も多い、
④そして、正答例を「なんとなく『眺める』」だけで、実力が自ずと向上するわけでもない
いわば「ないない尽くし」のなかで学習を進める対策が難しい科目です。
本番の試験で着実に高得点を取るには、
①論文とはそもそも何か
②論文のルール、作法、構造とはいかなるものか
③論理的思考力、表現力、読解力をどのように培うか
④図表読み取り問題で問われる《情報の取り出し》《解釈》《評価》
について理解したうえで、的確に対策と実践演習を進める必要があります。
合格者の声(2025年度大学入試)
はじめに
皆さんこんにちは。立命館大学を受験する、入学したいという受験生の皆さんの中には、2題出題される現代文国語の課題文が難しい、なかなか正答に辿り着かないといったことに代表されるような「苦手意識」を持っている人が多いのではないかと思います。
《立命館の国語》は難しいのか
なぜかといえば、例えば2024年2月4日実施分の課題文に関して、大問1の「エビデンスベース医学」「ナラティブベース医学」は、つまり臨床医学に関する論考です。臨床医学に関する知識のある高校生は決して多くないはずです。つまり、どう読めばいいのか、どう解答すればいいのかわからないという状況に陥ってしまう受験生が非常に多いように思います。
storesサイトで頒布しています
正答への思考プロセスを伝える解説講義
そこで、そうした皆さんの悩みを解消するべく、クベルナレッジアカデミーではわかりやすく、そしてどのような課題文が出題されても通用するための論理的な読解について、その思考プロセスを伝える解説講義を頒布します。多くの受験生が感じているかもしれない《立命館の国語》を難しいと感じている悩みを解消することができます。
「なんとなく」読むのではない
それによって《立命館の国語》はもちろん、大学共通テストの現代文国語のみならずその他の国公立、私立大学の出題を自身の力で解けるようになります。また、二次試験の小論文出題にも役立ちます。そうした意味では一石二鳥ともいえるでしょう。
そして、ライバルである他の受験生に差をつけることができるとともに、現代文国語を得点源にすることができる。合格から遠のいてしまう受験生の特徴は、「なんとなく」課題文を読み、「なんとなく」正答を選び、「なんとなく」赤本の正答解説を眺めている、そして時間ばかりが過ぎていってしまうというケースが多いでしょう。
ライバルに差をつける
しかし一方で、そうであるからこそ、この動画解説は皆さんにとってチャンスだともいえます。なぜなら、なにが課題文を読み、正答を選び出す、押さえるべきポイントであるかを説明しているからです。
《立命館の国語》を正しく理解すれば、本番の試験でライバルに差をつけることができる。そして、この勉強、学習自体を楽しむことが、効率的に周りの受験生との圧倒的な差を生むことにつながるという点をアドバイスとしてオリエンテーションの最後にお伝えするような次第です。
以下、当校小論文講座を紹介します。
参考
当校からのメッセージ
※1 受講生には繰り返ししつこく伝えてきたところではありますが、本試験では当校なりが臨席したうえで隣で答案執筆の介助や補助線を引くことはもちろんできません。サッカー選手のように、ピッチ上に出場した選手としてドリブル、パス、ポジショニングの自己判断を下しながらそれらを一人で行い、局面を打開せねばならない。本解説も「受験生の多くが知りたい、手っ取り早い正答例や正答パターン」を示せば、当然それに引きずられて各位が答案執筆をすることになるため、極力避けるよう配慮したいと考えています。文章を書くという行為自体がきわめて内省的な営為だからです
※2 また、参考までに付言しておけば、国公立・私立を問わず、また志望校の難易を問わず、上記の他大学出題解説は役に立つものなので、閲読しておいてください(×「国公立だから関係ないや」「私立だから見なくていいか」)
※3 答案を執筆した際は、出題分析の質の高さが担保された添削講評を受ければ、いわゆる「書きっぱなし」にならずに済むため、当校ほかで提供している「単発添削」や「講座受講」を活用することを勧めておきます
※4 なお、当校講師は社会情報学、メディア研究で博士課程で修学した経験や私立大学で「情報社会論」の講師を務めた経験があるため、東大情報学環(大学院修士課程)入試や社会科学系大学院修士課程入試の論文指導も可能です
【90秒でわかるクベルナレッジアカデミーの紹介】
↓小論文の書き方がわかる↓
1⃣まず、小論文を書く力を養うためには、“敵を知る”視点が重要です
2⃣次に、“論文を書く際のルール、作法、構造”を知る必要があります
3⃣そして、他の受験者との差別化を図ることで、高い得点で合格することが期待できます
【小論文が2週間の準備で書けるようになった!?】
↓小論文が書けるようになるコツとは?↓
【動画目次】00:00本編先出し 01:02OP 02:14小論文対策[取組み当初] 04:47推薦入試準備 07:35小論文が書けるようになるコツ 10:28小論文対策としてのニュース視聴 11:45個々の強みを活かした小論文対策 13:01論文対策[論文形式に慣れる] 14:36他塾との違い(当校の強みと特徴)
講座・コース群 ※受講申込受付中
基本講座
国公立二次対策も
早慶専科講座
一般選抜・推薦選抜
早稲田スポ科
専科講座
学芸大
専科講座
単発添削
コース
具体的な対策問題
過去問以外に、どのような問題に取り組むことが小論文対策になるかわからないといった相談の声が寄せられることがあります。
当校では、アドミッションポリシーを分析し、過去問以外で事前に取り組むべき対策問題を選定して提示するほか、時事課題論文については新聞記事から作問して用意するケースもあります。
参考)東大情報学環・お茶の水女子大・一橋大 院試過去問
例えば、東大情報学環(大学院修士課程)入試では、次のように出題される(2020年過去問)。
院試では課題文は与えられないことが一般的です。
以下はお茶の水女子大と一橋大の修士課程の過去問(2023年)。
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