福島大学 人間発達文化学類 教育実践コース/心理学・幼児教育コース/人文科学コース/特別支援・生活科学コース[前期] 一般選抜 小論文の概要と傾向

直前期対策で短期間で一気に合格圏内の答案を書けるようにするための講座
☞本年度受講生の所属高校 ※一部抜粋
【公立】
神戸高校(兵庫)川越高校(埼玉)湘南高校(神奈川)緑ヶ丘高校(神奈川)川和高校(神奈川)市立南高校(神奈川)都立国際高校(東京)小松川高校(東京)石橋高校(栃木)五条高校(愛知)甲府第一高校(山梨)風越高校(長野)伊丹高校(兵庫)James B conant high school(シカゴ)ほか
【私立】
国学院高校(東京)本郷高校(東京)桜美林高校(東京)青陵高校(東京)杉並学院高校(東京)昇華学園高校(東京)品川女子高校(東京)共立女子高校(東京)芝浦工大柏高校(千葉)秀明高校(埼玉)英理女子学院(神奈川)浜松日体高校(静岡)盛岡中央高校(岩手)福岡大大濠高校(福岡)昭和薬科大学附属高校(沖縄)ほか
小論文試験は、
①高校で「小論文」といった授業科目が設定されておらず、
②また、「小論文」という高校教科書があるのでもなく、
③高校で「小論文の書き方」を教わった経験のない人も多い、
④そして、正答例を「なんとなく『眺める』」だけで、実力が自ずと向上するわけでもない
いわば「ないない尽くし」のなかで学習を進める対策が難しい科目です。
本番の試験で着実に高得点を取るには、
①論文とはそもそも何か
②論文のルール、作法、構造とはいかなるものか
③論理的思考力、表現力、読解力をどのように培うか
④図表読み取り問題で問われる《情報の取り出し》《解釈》《評価》
について理解したうえで、的確に対策と実践演習を進める必要があります。
合格者の声(2025年度大学入試)




試験の概要
出題形式:
※大学HPで過去問公開
配点:400/400
時間:120分
出題の傾向


難易度:標準
【ポイント】
やや長い課題文の読解をさせたうえで、200字・400字などで要約・資料読取を記述し、600字などで意見主張をおこなう。課題文そのものは、新書・新聞記事ほか内容、文章とも読解に苦しむような水準ではなく、標準的なものである。やや長い引用としているため、120分という時間設定としているように思われる。
ポイントは、いずれの課題文も専攻に応じて、教育に関連した内容だという点にある。
例えば、令和5年度の苫野一徳は、早稲田大学教育学研究科で博士号を取得したのち(師は竹田青嗣など)、熊本大学で教鞭をとる研究者で、多くの新書などを刊行している。また、ブレイディみかこは、英国在住で保育士の資格を活かしたコラムなどで著名である。こうした人口に膾炙した論者ばかりでなく、教育哲学、教育心理学、発達心理学、教育社会学など入学後に学修する教育にまつわる学問領域に関して、新書レベルで構わないので、通読しておけば、背景知識のみならず答案執筆にも役立つだろう。
※1 受講生には繰り返ししつこく伝えてきたところではあるが、本試験では当校なりが臨席したうえで隣で答案執筆の介助や補助線を引くことはもちろんできない。サッカー選手のように、ピッチ上に出場した選手としてドリブル、パス、ポジショニングの自己判断を下しながらそれらを一人で行い、局面を打開せねばならない。本解説も「受験生の多くが知りたい、手っ取り早い正答例や正答パターン」を示せば、当然それに引きずられて各位が答案執筆をすることになるため、極力避けるよう配慮したいと考えている。文章を書くという行為自体がきわめて内省的な営為だからである
※2 また、参考までに付言しておけば、国公立・私立を問わず、また志望校の難易を問わず、上記の他大学出題解説は役に立つものなので、閲読しておいてください(×「国公立だから関係ないや」「私立だから見なくていいか」)
※3 答案を執筆した際は、出題分析の質の高さが担保された添削講評を受ければ、いわゆる「書きっぱなし」にならずに済むため、当校ほかで提供している「単発添削」や「講座受講」を活用することを勧めておきます
※4 なお、当校講師は社会情報学、メディア研究で博士課程で修学した経験や私立大学で「情報社会論」の講師を務めた経験があるため、東大情報学環(大学院修士課程)入試や社会科学系大学院修士課程入試の論文指導も可能です
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講座・コース群 ※受講申込受付中
- 上記の【各講座】で《いますぐに取り組めること》《取り組んでおくべきこと》をレクチャーし、二次試験までのスケジュールを組んだうえで、合格へ導きます
- 受講申込多数の際、人数制限を設ける予定のため、早めの申込(受講枠確保)がお勧めです


具体的な対策問題
過去問以外に、どのような問題に取り組むことが小論文対策になるかわからないといった相談の声が寄せられることがあります。
当校では、アドミッションポリシーを分析し、過去問以外で事前に取り組むべき対策問題を選定して提示するほか、時事課題論文については新聞記事から作問して用意するケースもあります。
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