東京学芸大学 教育学部 (A類・B類国語コース)学校推薦選抜 小論文解説


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A類・B類国語コース[学校推薦選抜]
入学定員・募集人員

この表からも分かる通り、A類・B類国語コースには学校推薦選抜が設定されている一方で、社会・数学・音楽ほかのコースでは実施されていません。A類国語コースは入学定員が80名と他コースに比して入学定員が多く、学校推薦選抜は20名としています。
学校教育教員養成課程であることから、もちろん将来教員となる意欲がある、つまり小学校ほか中学、高校の国語教諭となることが推薦要件として据えられています。高校の評定平均は、ほかのコースの多くと同様に4.0以上が条件となっています。
試験配点

A類・B類国語コースは、小論文が120点、面接を180点と配点されています。各コースによって小論文と面接の配点は一様ではなく、比重も異なります。入学試験である以上、配点に応じた採点を小論文と面接でおこなうのはもちろんにせよ、当校は配点割合に応じた対策を講じるというよりも、各専攻コースとも小論文がきわめて重要である点を強調しておきたいと思います。
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対策
ただし、これは面接を軽視するといったことは決して意味していません。小論文対策を進めるなかで、面接でどのような応接を試験官である大学教員に対しておこなうのかが、形づくられると捉えているのです。
相手は大学教員で、しかも教育学部の教員陣ですから、受験者が学校推薦選抜試験に向けてどのような対策を進めてきたのかを的確に見抜きます。つまり、いわゆる「面接テクニック」といった対策が有効なのではなく、この専攻であれば「なぜ国語科教員を目指すのか」に関して考えを深めておくことが面接準備となります。
例えば、まさに小論文試験で問われる《論理的思考力、読解力、記述力を養うとはどのようなことなのか》に対する意見や考えが重要なのです。繰り返せば、面接で「必殺技を繰り出す」などといった馬鹿げた対策ではなく、真正面から教育、教育者、例えば国語教育に関して、教育学部の教員に向けて意見や考えを述べる準備を進めることが重要です。
対策で陥りがちなミス
準備段階で陥りがちなミス(陥穽)は、「小論文が120点であるのに対して、面接は180点と1.5倍の配点がなされているから『面接対策を中心に進めなければ…』」といったものです。勘違いしてはなりません。もちろん、その配点のもとで採点がなされますが、重要なのは小論文対策を通じて面接時の応答に関する基礎知識や土台を作っていくことです。

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当校レクチャーの特徴と他にはない強み
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◉いち早く対策を開始することが2026年度入試での合否の鍵を握っています。
◉小論文を「合否をわける重要科目」として捉えたうえで、しっかりと腰を据えて時間を投じながら対策と準備を進めることが重要です。
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小論文試験は、
①高校で「小論文」という授業は設定がなく、
②また、「小論文」という高校教科書もなく、
③高校で「小論文の書き方」を教わった人も少ない、
④そして、正答例を「なんとなく『眺める』」だけでは、実力が自ずと向上するわけでもない
いわば「ないない尽くし」のなかで学習を進める対策が難しい科目です。
本番の試験で着実に高得点を取るには、
①論文とはそもそも何か
②論文のルール、作法、構造とはいかなるものか
③論理的思考力、表現力、読解力をどう培うか
④図表読み取り問題で問われる《情報の取り出し》《解釈》《評価》
について理解したうえで、的確に対策と実践演習を進める必要があります。
早稲田大学スポーツ科学部(スポーツ自己推薦)合格者
中央大学国際経営学部(総合型選抜・自己推薦)合格者
合格者の声(※自筆↓)




中央大学国際経営学部(総合型選抜・自己推薦)合格者
合格者の声(※自筆↓)




課題文論考および出題意図
年度 | 出典 |
2025年度 | 古田徹也『いつもの言葉を哲学する』 |
2024年度 | 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』 |
2023年度 | バトラー後藤裕子『デジタルで変わる子どもたち 学習・言語能力の現在と未来』 |
小論文試験で採られた課題文論考の陣容をみれば、なぜ「テクニック」に陥らずに真正面から国語教育について考えを深めておく必要があるのかが、おのずとわかるでしょう。相手(学芸大教員)は「面接テクニック」を尋ねたいのではありません。もしそうなのであるとしたら、こうした論考群を選んだうえで、出題などしません。
いずれの論考も国語教育をめぐる、学芸大らしく実直で、奇をてらわない本格的な考察が選ばれています。それは2024年度の吉野源三郎や丸山真男を含めてという意味です。
問われているのは、要約する力、つまり論旨をとってそれを的確に表現としてまとめる能力です。そして、課題文論考を踏まえたうえでの自身の意見や主張を論理的に展開し、立論する能力です。ひじょうにオーソドックスで、専攻コースにふさわしい出題といえます。
- 問題意識・問題提示 ~人間や社会にとってなにが重要なのかを示す
- 観察(の記述) ~具体的事例を上げたうえで、それについて説明する
- 分析 ~その事例はどのような特徴があるのか(どのような特徴があると導き出せるのか)
- 考察 ~①・②・③をふまえ、さらに鋭く結論としてまとめる
- 小論文に関する基本的な考え方や知識(①②③)
- 各大学の入試小論文解説(④)
- 正答例にくわえてWeb上での講義(⑤)
- 当校受講生の合格者の声(⑥)
を以下のリンクからみることができます。
当校からの受験アドバイス
教育について論じるにあたって、当校受講生には受験に際して必ず読んでおくべき新書論考を指定しています。その論考を学芸大受験のいわば「必読書」として位置づけています。以下は過去にD類(養護教育)の一般選抜で合格を果たした受験生の保護者の方とのやり取りですが、ヒントとして示しておきます。
当校では私立大学でロジカルライティングの講義をおこなっている代表講師が国語教育をめぐる議論に関して、その確かな知見に基づきながらわかりやすくレクチャーを受講生におこなっていきます。




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過去問以外に、どのような問題に取り組むことが小論文対策になるかわからないといった相談の声が寄せられることがあります。
当校では、アドミッションポリシーを分析し、過去問以外で事前に取り組むべき対策問題を選定して提示するほか、時事課題論文については新聞記事から作問して用意するケースもあります。
A類・B類国語コース向けに、過去3年分以外に取り組んでおくべき類題群を厳選し、その選定作業を済ませています。
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【動画目次】00:00本編先出し 01:02OP 02:14小論文対策[取組み当初] 04:47推薦入試準備 07:35小論文が書けるようになるコツ 10:28小論文対策としてのニュース視聴 11:45個々の強みを活かした小論文対策 13:01論文対策[論文形式に慣れる] 14:36他塾との違い(当校の強みと特徴)
【「大逆転合格」を見事に果たした理由とは?】
↓合格するためのスタンスとは?↓

青陵高校(私立・東京)現役生|「大逆転合格」を果たした!
「合格するには十分すぎるほど贅沢で、レベルが高くも、わかりやすい添削でした」(受講生本人談)
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伊丹高校(公立・兵庫)現役生|英数は得意の一方、国語が大の苦手科目で「どないしよう・・・」と焦るなか、小論文の学習開始を決意。
「気づいたら現代文の成績がぐんぐん向上していました」(受講生本人談)
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◉いち早く対策を開始することが2026年度入試での合否の鍵を握っています。
◉小論文を「合否をわける重要科目」として捉えたうえで、しっかりと腰を据えて時間を投じながら対策と準備を進めることが重要です。
◉受験に打ち勝つためには着実な小論文対策をおこなう必要があります。ライバルに差をつける高い水準の小論文準備をおこないましょう。


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当校からのメッセージ
※1 受講生には繰り返ししつこく伝えてきたところではありますが、本試験では当校なりが臨席したうえで隣で答案執筆の介助や補助線を引くことはもちろんできません。サッカー選手のように、ピッチ上に出場した選手としてドリブル、パス、ポジショニングの自己判断を下しながらそれらを一人で行い、局面を打開せねばならない。本解説も「受験生の多くが知りたい、手っ取り早い正答例や正答パターン」を示せば、当然それに引きずられて各位が答案執筆をすることになるため、極力避けるよう配慮したいと考えています。文章を書くという行為自体がきわめて内省的な営為だからです
※2 また、参考までに付言しておけば、国公立・私立を問わず、また志望校の難易を問わず、上記の他大学出題解説は役に立つものなので、閲読しておいてください(×「国公立だから関係ないや」「私立だから見なくていいか」)
※3 答案を執筆した際は、出題分析の質の高さが担保された添削講評を受ければ、いわゆる「書きっぱなし」にならずに済むため、当校ほかで提供している「単発添削」や「講座受講」を活用することを勧めておきます
※4 なお、当校講師は社会情報学、メディア研究で博士課程で修学した経験や私立大学で「情報社会論」の講師を務めた経験があるため、東大情報学環(大学院修士課程)入試や社会科学系大学院修士課程入試の論文指導も可能です
参考)東大情報学環・お茶の水女子大・一橋大 院試過去問
例えば、東大情報学環(大学院修士課程)入試では、次のように出題される(2020年過去問)。
院試では課題文は与えられないことが一般的です。






以下はお茶の水女子大と一橋大の修士課程の過去問(2023年)。






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