小論文試験、面接について現職大学教員へ取材

小論文試験、面接について現職大学教員へインタビュー
  • URLをコピーしました!
目次

大学教員は小論文試験や面接で受験生のなにを測ろうとしているのか?

つい先日、ある首都圏近郊の大学に勤務する先生(教授)にお話を伺う機会がありました。

大まかに次のことをカジュアルにインタビューしました。

ヒアリング内容事項
質問
能力や資質の測定

小論文試験や面接で大学側は受験生のなにを測ろうとしているのか?

質問
読解力・論理的思考力・表現力

受験生や大学生の読解力や論理的思考力や表現力をどのようなものだと大学教員は捉えているのか?

質問
多様な出題と受験生の準備

アドミッション・ポリシーと入試問題およびその出題意図の関係

質問
小論文採点の実際

小論文や面接の出題目的と採点基準はどのようなものか?

質問
資料読み取り問題(グラフや図など)

資料読み取り問題で採点者(大学教員)はなにを受験生に求めているのか?

質問
学生に求めていること

大学教員が高校生、大学生に求める能力と資質

質問
大学の初年次教育

小論文試験と大学教育におけるレポート作成に関する初年度指導

質問
リベラルアーツとクリティカル・シンキング

教養教育と批判的思考の重要性

質問
試験選抜方式の多様化と学生に求められる能力

大学入試の変化とそれに伴う学生に求められ、問われる能力の変化

1時間半にわたる濃密なやり取りからみえてきたことは、一言でいえば次の通りです。

重要なポイント

設問や課題文、そして図やグラフなどの資料やデータを《正確》かつ《的確に》読み取る力、つまり読解力を大学教員はみています。それを《相手に伝わる文章や文章形式》を通じて一貫した論旨で展開できているかがポイントです。

S教授談

取材させていただいた先生は、現職の大学教授で国公立、私立大学の教育学部や看護学部などに所属されてきたご経歴をもっていらっしゃいます。入試に関わる取材事項であったため、ご所属や氏名を明かすことはできないものの、当校にとっても受験生にとっても、きわめて有益な内容でした。

S教授にヒアリングさせていただいた①から⑨までの項目を当校のレクチャーで実際に反映させていく所存です。ひじょうに勉強になる内容を教えていただき、取材後に目が開かされるような思いを率直に抱いた次第です。

S先生から伺った内容を当校のレクチャーで伝えていきます。

※インタビュー冒頭部分(約9分)

※カフェでの取材であったため、周囲の音が入っていることを予め了解ください

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次