

当校では、[早稲田スポ科専科講座]受講生に向けて、スポ科の小論文を含む総合問題への対策と同時並行で、早稲田大学各学部の国語、とりわけ現代文国語(評論文)の解説レクチャーも実施しています。
はじめに(introduction)

私大随一の難度を誇る《早稲田の国語》をアーカイブ動画講義と詳細解説資料で制する!

高い水準の内容をわかりやすく丁寧に解説、説明
❶オンラインアーカイブ講義動画(約6時間)
❷詳細解説テキスト(PDF書籍273頁)
❸問題メモ(課題文・選択肢へのディスコースマーカー)
❹関連資料(豊富に採録)
正答肢の選び方を詳しく解説したテキスト、また動画講義による解説は、当校講座受講生へ展開すると同時に、上記の申込サイトからも頒布します。本HPでの以下の解説は、当校による解説資料の一部を抜粋したものです。本記事でも実際に課題文を読み、自身で問題を解いたうえで、参考にするようにしましょう。
- 当校の問題解説テキストのなかでは、選択肢問題をどのように解けばよいのかがわかるよう詳しく説明をくわえています
- 課題文論考のどこが重要箇所だったのかを理解するために、問題文のどこに線を引きながら読むのかを記した資料をあわせて受講生に配布します
- また、設問選択肢のどこが「〇」でどこが「×」なのかを赤字で書き示した資料も頒布します

早稲田の国語|人科・教育・文・文構・商で8割を目指して合格する
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早稲田大学文学部[2025年2月17日実施]二次試験《国語》概要と対策
概況
大問1
大問1は、高校生がおそらく読み慣れているわけではないだろう哲学者の思想を紹介する論考が課題文として採られた。そして、ほとんどすべての高校生が「ああ、シモーヌ・ヴェイユね」とはまずならない。初めて知る思想家のはずである。そうであるがゆえに、「文学部らしさ」をこの大問1の出題に当校は看取した。周縁ともみられているような作家や批評家や思想家に着目し(スポットライトを当てて)、掘り起こすことで新たな「発見」があるというスタンスがいかにも「文学部的」と思う。
ここでいう周縁というのは、例えば学問の世界や学会で疎外されていたといったような類のことではなく、ヴェイユの場合は、早逝し、生前に著作がなかったといったことを意味している。没後、「再発見」された思想家である。ヴァルター・ベンヤミンを彷彿とさせるところもある。シモーヌ・ヴェイユを論じた考察を入試課題文に採るということは、「ニッチ」「マニアック」とでもいえばわかりやすいだろう。この特徴は文化構想学部の出題にも共通している。それは文、文構の受験で外せない視点である。
いずれにせよ、どの高校生も知らないだろう思想家に関する論考である以上、事前知識という側面では受験生は「イコールコンディション」である。むしろ問われているのは、こうした硬質な内容を読む際に、いわゆる「アレルギー」症状が生じないかが問われている。また、ヴェイユのような対象を選び、アプローチすることに「面白さ」を感じるような学生に早稲田の文学部は入学してほしいのだろうとも思われる。
大問2
大問2も、「早稲田らしさ」を感じさせるものである。岡野八代は著名なフェミニスト研究者で『ケアの倫理―フェミニズムの政治思想』は岩波新書で刊行された論考である。この論考は確かな視点でケアやそれにまつわる女性の状況が論じられている。今日、きわめて重要な論点である。そして、女性による家事やケアをめぐる歴史や文脈を捉え、問い直すには、ある種の「ラディカルさ」が必要となる。それは女性による怒りであり、異議申し立てobjectionである。それが論理的かつ明瞭に述べられた論考を採る方針に「早稲田らしさ」「早稲田の文学部らしさ」を感じる。
また、教育学部の2025年度[国語]試験でも登場した「新自由主義と呼ばれる現在の社会状況」という視座の提示は、やはりひじょうに重要である。要するに、現代において避けて通れない論点を高校生に対してでもきちんと出題することに改めて「早稲田らしさ」「早稲田の文学部らしさ」があるように思う。

対策
大問1
文学部を志望するにあたって「本を読むのが嫌い」という人は少ないだろうし、向いていない。大問1については設問の選択肢は解くのが容易といってもいいだろうものである。とはいえ、課題文論考は高校生にとって「読み易い」ものではないだろうゆえ、こうしたテーマや種類の論考に慣れておくことが重要である。
※以下、画像クリックで該当ページへ
大問2
さらに、特に大問2は、大問1が3枚に渡る論考であったのに対して1枚ほどと短かった。読む時間は大問1のほうがかかる。その一方で、大問2にはかなり判断が難しい選択肢が少なくとも3つ並んでいる。当校はくわえて<難>も2つ、付けている。合計して5つの選択肢が「難しい」。漢字書き取りを含めて9つの設問のうち、その3つがひじょうに難しく、2つはやや難しいということから、難題といっていいだろう。「手ごわい」問題である。






合格得点圏と設問
果たして、大学が公表している国語は75点満点中、38.573点で51%、100点満点に換算して半分の50点が受験者平均である。つまり、古文・漢文を含めて、受けた高校生が半分しか得点できないのである(英語はさらに難しい)。

合格最低点は200点満点中、134.4点の67%であり、各教科の得点調整をさて置いてごく単純に計算すれば、国語でも7割を取りたいところなのである。国語評論文の2題で計16問のうち、11、12問は取らなければならないとすれば、4、5問しか落とせない。したがって、いわゆる「国語力」の実力が明瞭に現れる厳しい出題である。

合格の鍵―「国語が得意」な学生
合格のための鍵は、いずれにしても論理的な文章、論考を多く読んで慣れていると同時に、論旨をとることができる論理的読解力を養っておくことである。また、選択肢問題特有の判断を高速でおこなう問題処理能力も問われている。文学部である以上、「国語が得意」な学生に門戸は開かれている。また、私立文系で英語・国語・社会の3教科で合否を競う以上、相当高い水準でその実力が磨かれていなければ、当然合格は難しい。ぜひ、「高い次元での勝負」に打ち勝ってほしい。
大問ごとの各設問に対する詳細説明とアーカイブ動画解説講義については、以下から申込のうえ、視聴・講読ください。
本解説の注釈 ※重要
正答肢の選び方を詳しく解説したテキスト、また動画講義による解説は、当校講座受講生に頒布します。本HPでの以下の解説は、当校による解説資料の一部を抜粋したものです。本記事でも実際に課題文を読み、自身で問題を解いたうえで、参考にするようにしましょう。
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対策講義動画紹介

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◉2025年度入試における私立大学の二次試験、国公立大学の前期/後期日程試験で出題された小論文、総合問題を概観すると、この試験科目は《他教科と同様に着実な準備が必要な科目》と捉えられます。
◉いち早く対策を開始することが2026/2027年度入試での合否の鍵を握っています。
◉小論文を「合否をわける重要科目」として捉えたうえで、しっかりと腰を据えて時間を投じながら対策と準備を進めることが重要です。
◉受験に打ち勝つためには着実な小論文対策をおこなう必要があります。ライバルに差をつける高い水準の小論文準備をおこないましょう。

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小論文の書き方
- 小論文に関する基本的な考え方や知識(①②③)
- 各大学の入試小論文解説(④)
- 正答例にくわえてWeb上での講義(⑤)
- 当校受講生の合格者の声(⑥)
を以下のリンクからみることができます。
大学入試の小論文解説・正答例&Web講義





】2022年度-小論文正答例(学校推薦型選抜入試)_SDGs-300x169.jpg)


具体的な対策問題
過去問以外に、どのような問題に取り組むことが小論文対策になるかわからないといった相談の声が寄せられることがあります。
当校では、アドミッションポリシーを分析し、過去問以外で事前に取り組むべき対策問題を選定して提示するほか、時事課題論文については新聞記事から作問して用意するケースもあります。
参考)東大情報学環・お茶の水女子大・一橋大 院試過去問
例えば、東大情報学環(大学院修士課程)入試では、次のように出題される(2020年過去問)。
院試では課題文は与えられないことが一般的です。



以下はお茶の水女子大と一橋大の修士課程の過去問(2023年)。



※1 参考までに付言しておけば、国公立・私立を問わず、また志望校の難易を問わず、上記の他大学出題解説は役に立つものなので、閲読しておいてください(×「国立だから関係ないや」「私立だから見なくていいか」)
※答案を執筆した際は、出題分析の質の高さが担保された添削講評を受ければ、いわゆる「書きっぱなし」にならずに済むため、当校ほかで提供している「単発添削」や「講座受講」を活用することを勧めておきます
※2 なお、当校講師は社会情報学、メディア研究で博士課程で修学した経験や私立大学で「情報社会論」の講師を務めた経験があるため、東大情報学環(大学院修士課程)入試や社会科学系大学院修士課程入試の論文指導も可能です
























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