明治学院大学国際学部 自己推薦AO入試(総合型選抜)【解説】
小論文試験は、
①高校で「小論文」といった授業科目が設定されておらず、
②また、「小論文」という高校教科書があるのでもなく、
③高校で「小論文の書き方」を教わった経験のない人も多い、
④そして、正答例を「なんとなく『眺める』」だけで、実力が自ずと向上するわけでもない
いわば「ないない尽くし」のなかで学習を進める対策が難しい科目です。
本番の試験で着実に高得点を取るには、
①論文とはそもそも何か
②論文のルール、作法、構造とはいかなるものか
③論理的思考力、表現力、読解力をどのように培うか
④図表読み取り問題で問われる《情報の取り出し》《解釈》《評価》
について理解したうえで、的確に対策と実践演習を進める必要があります。
合格者の声(2025年度大学入試)
2025年度入試日程
- 第一次出願期間(振込期限/消印有効):9月20日(金)~9月27日(金)
- 第一次選考(書類審査)結果通知:10月下旬郵送にて選考結果を通知
- 第二次出願期間(第一次選考通過者のみ):10月24日(木)~10月30日(水)
- 第二次選考試験日/試験場:11月17日(日) 白金キャンパス
- 合格発表日:12月6日(金)
過去の出題(課題文出典)
年度 | 出典 |
2024年度 | キャロル・ギリガン『もうひとつの声』[岩男寿美子監訳](川島書店,1986年) |
2023年度 | 問題文・参考文とも,かながわ開発教育センター企画『SDGs 時代の学びづくり』(明石書店,2021年) |
2022年度 | 「【 蹴られる東大①】本音で語る,僕らが海外を選んだ理由(上)海の向こうへの挑戦」東大新聞オンライン 2018年4 月1 日(https://www.todaishimbun.org/kerareru20180401/) |
2021年度 | 【資料1】国連事務総長が即時停戦呼び掛け 紛争地に「新型コロナと戦おう」(抜粋)共同通信,2020年3 月24日 【資料2】温暖化と国際協力(抜粋)『世界』2019年2 月号(岩波書店)中村哲『大旱魃に襲われるアフガニスタン』 【資料3】 【新型コロナウイルス】地球環境破壊が生み出す人獣共通感染症の恐怖(抜粋)エコロジーオンライン 2020年3 月25日(https://www.eco-online.org/sdgs-2020-3-25/) |
合格者の声(2024年度入試)※画像クリックで該当ページへ
出題の傾向
2021年、2022年、2023年と国際学部を目指す高校生にとって取り組みやすい出題テーマ、課題文、設問でした。その一方で、2024年は物語、寓話の一節が採られた課題文が出題されました。とっつきにくい、あるいは出題傾向が変わったと感じる受験生もいるかもしれません。しかし、どのようなテーマであっても対応できる、つまりいずれの課題文が出題されても、着実に応答できる実力を培っておくことで危なげなく合格を手繰り寄せることができるでしょう。
大学の求める学生
a.人間や社会に対する好奇心、探求心に富んでいる
b.自分の頭で論理的に考え、自分の意見や考えを明確に表現できる
c.他者への配慮、自分の属する社会への貢献心に富む
d.平和、人権、環境、開発、文化交流などの分野で国際的に活躍する強い意欲を持っている
※アドミッションポリシーより抜粋
2024年度の出題も大学が掲げている《求める学生像》に沿ったものです。重要なのは、「自分の頭で論理的に考え、自分の意見や考えを明確に表現できる」ことです。つまり、小論文試験、面接試験で論理的に意見を書き表し、口頭で説明できる能力が求められています。
対策・合格するために必要なこと
①《人間や社会に対する好奇心、探求心》
そのためには、《そもそも小論文とはどのようなものなのか》《論文の構造やルール、作法はなにか》を理解している必要があります。また、《人間や社会に対する好奇心、探求心》とはつまり、小論文答案で人間、社会、文化から出題テーマを捉えた視点が提示されているかを大学がみていることを意味しています。
②《平和、人権、環境、開発、文化交流などの分野で国際的に活躍する強い意欲》
そして、「平和、人権、環境、開発、文化交流などの分野で国際的に活躍する強い意欲」とは、グローバリゼーションの進行した現代において人間、社会、文化にとって外すことのできないテーマ、イシューに対する関心と理解を試験で測ると示しています。
③《自分の頭で論理的に考え、自分の意見や考えを明確に表現できる》
当校では、こうした大学の求める能力や資質に応じて《小論文、つまり論理的に書き表す》《人間、社会、文化からテーマを捉える》ことについてわかりやすくレクチャーしていきます。あわせて過去問以外に取り組んでおくべき類題や資料を提示し、いずれの課題文が出題されても対応できる実力を養成するメソッドを用意しています。
出題への対策を進めるにあたり、当校では早稲田博士課程出身の講師陣がその経験に基づきながら、合格に必要な論述に関する知識を講義で提供することができます。
それとともに、小論文提出答案に対する大学教員水準の添削講評を通じて、実力向上のためのフィードバックを提示していきます。書けるようになるまでしつこく丁寧にレクチャーをおこなっていくことが当校講座の特徴です。
※インタビュー冒頭部分(約9分)
※カフェでの取材だったため、周囲の音が入っていることを予め了解下さい
明治学院大学他学部の自己推薦AO入試対策
また、国際学部以外の次の学部学科にもレクチャーの対応が可能です
- 英文B
- 芸術
- 社会
- 社会福祉
- 消費情報環境法
- グローバル法
- 心理
- 教育発達
対応講座・コース ※受講申込受付中
講座・コース群 ※受講申込受付中
精度の高い分析に基づいた小論文対策で志望校合格へ
~質の高いオンライン個別指導で「受かる」小論文が書けるようになる~
総合型選抜
小論文対策にくわえて志望書添削・面接練習・対策も行いたい方向け
一般選抜
難関中堅国公立・私立大学の小論文対策を着実に行いたい方向け
時期や要望に応じた講座・コース群 ※受講申込受付中
総合型選抜、学校推薦選抜の入試が始まり、いよいよ受験「本番」に向けた学習に力を振り向ける時期に入りました。「小論文は、副科目」と準備を後回しにしてしまうと、「早めにやっておくべきだった…」と直前期に後悔することになりかねません。受験に打ち勝つためには冬を迎える前の準備開始が重要です。本格的な小論文対策を始めましょう。
※11、12月中いつからでも対策開始への対応が可能な講座・コース群です
【1カ月コース】
※直前対策
直前期に短期間で高い精度の準備をしたい人へ!
↑小論文対策・資料読み取り問題を急ピッチで、そして高い精度で仕上げたい人向け
【2カ月コース】
※早期対策
秋から小論文対策をスタートさせた受講生がいます!
↑2カ月前ころから準備を開始しておいて、焦らずにアドバンテージをとりたい人向け
【3カ月コース】
※早期対策
昨年1点差で惜しくも涙をのんだ既卒生も受講中!
↑3か月前ころから着実に準備を開始し、他の受験生に圧倒的な差をつけたい人向け
【4カ月コース】
※月謝制
読み、書く力がグンと上がった現役生が受講中!
↑小論文は「書いたことがない」、でも来年初には小論文対策を完成させたい人向け
基本講座
国公立二次対策も
※専科講座以外の大学学部
※総合型選抜&一般選抜
※1・2・3・4カ月コース
ハイレベル講座
難関国公立・早慶向け
※難関国公立・早慶向け
※総合型選抜&一般選抜
※1カ月コース
早慶専科
一般選抜・総合型選抜
※早慶各学部全般
※総合型選抜&一般選抜
※1・2・3・4カ月コース
スポ科専科
一般選抜・総合型選抜
※2025年度総合問題対策
※スポーツ推薦選抜&一般選抜
※1・2・3・4カ月コース
慶応文専科
一般選抜・総合型選抜
※難度の高い小論文対策
※自己応募推薦&一般選抜
※1・2・3・4カ月コース
学芸大専科
一般選抜・総合型選抜
※各学類・コースに対応
※学校推薦型選抜&一般選抜
※1・2・3・4カ月コース
※各講座・コースとも受講人数に限りがあるため、お申し込み先着順となりますこと予めご了承ください
難関中堅国公立・早慶小論文向け小論文対策の決定版
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動画解説(※画像クリックで遷移)
小論文の書き方
- 小論文に関する基本的な考え方や知識(①②③)
- 各大学の入試小論文解説(④)
- 正答例にくわえてWeb上での講義(⑤)
- 当校受講生の合格者の声(⑥)
を以下のリンクからみることができます。
大学入試の小論文解説・正答例&Web講義
具体的な対策問題
過去問以外に、どのような問題に取り組むことが小論文対策になるかわからないといった相談の声が寄せられることがあります。
当校では、アドミッションポリシーを分析し、過去問以外で事前に取り組むべき対策問題を選定して提示するほか、時事課題論文については新聞記事から作問して用意するケースもあります。
参考)東大情報学環・お茶の水女子大・一橋大 院試過去問
例えば、東大情報学環(大学院修士課程)入試では、次のように出題される(2020年過去問)。
院試では課題文は与えられないことが一般的です。
以下はお茶の水女子大と一橋大の修士課程の過去問(2023年)。
※1 参考までに付言しておけば、国公立・私立を問わず、また志望校の難易を問わず、上記の他大学出題解説は役に立つものなので、閲読しておいてください(×「国立だから関係ないや」「私立だから見なくていいか」)
※答案を執筆した際は、出題分析の質の高さが担保された添削講評を受ければ、いわゆる「書きっぱなし」にならずに済むため、当校ほかで提供している「単発添削」や「講座受講」を活用することを勧めておきます
※2 なお、当校講師は社会情報学、メディア研究で博士課程で修学した経験や私立大学で「情報社会論」の講師を務めた経験があるため、東大情報学環(大学院修士課程)入試や社会科学系大学院修士課程入試の論文指導も可能です
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